歳をとってくるとどうしても代謝が落ちてきて太りやすく・痩せにくくなるものですね。
特に40代にもなってくると「お腹周りに肉がついてしまって気になる…」という人はかなり多いのではないでしょうか。
そんな私も30代後半くらいから「ダイエットを心がけても思うように痩せなくなってきたな」とひしひしと感じるようになりました。
でもなんとか普段から色々と努力を重ね、なんとかお腹回りがポッコリしないように維持しています。
そこでここでは、40代女性がお腹回りをスッキリとさせるダイエットのコツについてご紹介します。
なぜ歳をとるとお腹が出る?
そもそもどうして歳をとるとお腹がポッコリと太りやすくなってしまうのでしょうか?
それは、若いころは皮下脂肪が付きやすいのに対し、歳をとると内臓脂肪がつきやすくなるから。
歳をとるにつれて成長ホルモンの分泌量は減少しますが、それと同時に脂肪を分解する「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素も働きにくくなってしまいます。
ホルモン感受性リパーゼは皮下脂肪より内臓脂肪に多く存在するため、歳とともに内臓脂肪が分解されにくくなり、内臓を囲むお腹回りがポッコリとしてしまうというわけです。
また、筋力の低下もポッコリお腹の原因のひとつです。
若い頃は内臓が筋肉でしっかりと支えられていても、加齢により筋力が落ちていくことで内臓が下がっていき、その結果ポッコリお腹になってしまうのです。
有酸素運動で脂肪を燃やす!
前述の通り、ポッコリお腹の原因は内臓脂肪によるものが大きいものです。
ただもちろんお腹だけでなく全身に脂肪がついている(いわゆる皮下脂肪)ケースも多いものです。
その場合、まずは運動で脂肪を燃やすというのがとても重要です。
私が今までに行って最も効果があったのは、やはりジョギングですね。
ジムに通ってランニングマシーンで30分程度(元気のあるときは1時間近く)走るのですが、これが確実に全身の脂肪を落とせます。
ただ、40代にもなってくるとあまりにハードな運動はきつい…という人も多いかもしれませんね。
その場合はウォーキングでも十分です。ただし、出来るだけ毎日(最低でも週に3~4回)続けることが効果を出すポイントです。
腹筋中心の筋トレでしっかりと筋肉を付ける
ウォーキングなどの有酸素運動と並行して行いたいのは、お腹回りの筋肉をしっかりと付けるための筋トレです。
実はお腹回りというのは体の中でも特に痩せやすい部分なので、コツコツと続けることで必ず結果は出ます。
私がおすすめするのは「後ろ倒し腹筋」
- まず、膝を曲げて座り(体育座り)、手を前に伸ばしたら息を吐きながらゆっくりと後ろに倒していきます。
- そして床に背中が全部つく前に再びゆっくりと体を起こしていきます。
床に寝転がってスタートする腹筋と比べ、体を倒すとき・起こすときどちらも腹筋に負荷がかかるので、より効率的に腹筋が鍛えられますよ。
食事内容にも気を付けよう
お腹回りをスッキリとさせるには食事内容もとても大事です。
食事全体のカロリーを抑えるのももちろん重要ですが、栄養バランスにも気を付けたいものです。
また、油を減らしすぎないのもポイント。
油を減らしすぎると逆に便秘になりやすくなるので、オリーブオイルやえごま油などの体に良い油はしっかり摂るようにしましょう。
食事の量を減らしすぎないのもコツですよ。
食事を減らしすぎると空腹感により間食をしてしまい、逆にカロリーオーバーになってしまうことも多いものです。
高たんぱく低カロリー、野菜たっぷりの食事を心がけましょう。