アメリカでは以前から健康に良いと有名だったノニ。最近日本でも愛飲者が増えて来ました。
でも、はっきり言って美味しくはありません。300万本売れたという、からだあいかんの「超熟ノニジュース」も「マズイ!クサイ!」というコピーがあるほど。
でも、売れている理由がちゃんとあるのです。
ノニジュースとは
インドネシア、インド、フィリピン、ハワイ、沖縄などに生息する熱帯植物です。これらの地域では古くから、健康維持や病気予防のためにノニの実や葉が飲食されて来ました。生命力が強く、果実にはアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、140種類以上の栄養素を含んでいます。自然治癒力を高め、脂肪燃焼にも役立つと言われています。
ノニジュースには熟成させた果実を搾っただけのものと、発酵させてからジュースにしたものがあります。発酵させたものはたんぱく質や糖質が分解され、更に体に良いものになります。その反面殺菌温度を上げなくてはならないため、有効成分が損なわれるというデメリットもありました。
からだあいかんの「超熟ノニジュース」とは
からだあいかんの「超熟ノニジュース」は有効成分の力を高めるために熟成発酵させ、更に有効成分をそのまま残すために、低温滅菌の時間を長く取り、殺菌効果を出しています。
インドネシア・ジャワ島の有機無農薬栽培農園で作られた、最高級のノニ「メンクド・ベサール」を使用。更に高品質管理認定工場で徹底管理して搾られたジュースを、冷凍や濃縮還元することなく、低温で日本に運びます。水・防腐剤・添加物を一切加えず、JAS認定工場でボトリングして出来たのが、この「超熟ノニジュース」です。
ダイエットに効果があるって本当?
「超熟ノニジュース」には中鎖脂肪酸、スコポレチン、イリドイド、モリンドン、モリンデンといった成分が豊富に含まれているのですが、特にダイエットに効果があると言われるのが中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸には、栄養は吸収しつつ代謝を良くし、不要な脂肪を体外に排出するという作用があります。脂肪や糖分を速やかに分解してくれるので、たんぱく質をエネルギーとして消費しやすくなるため、ダイエット効果が上がるとされているのです。
また、食物繊維が多いのもダイエットにうってつけ。糖や脂肪の吸収に時間がかかるため、血糖値が上がりにくくなります。すると空腹感がなくなって来ますから、無理なく食事量を抑えることが出来るのです。便秘にも効果があります。
また、スコポレチンは血管を拡張し柔らかくする作用があるため、動脈硬化の改善や若返り効果が期待されています。血の巡りがよくなれば体内の毒素を排出しやすくなりますから、これもダイエットに有効ですね。殺菌作用もあります。
イリドイドは抗酸化作用があり、血管の老化を抑え、細胞の代謝が高まるとされています。細胞の代謝が良くなれば脂肪分解に繋がりますから、これもダイエット向きです。
モリンデン・モリンドンは抗菌・殺菌作用があります。そのため、ノニジュースに防腐剤を入れなくても、ずっと上記の有効成分が生きているのです。
どうやって飲むの?
完熟すると強いにおいを発するノニですが、それを更に熟成させているため、チーズか銀杏か、といった強烈なにおいです。
1日2回、15mlずつから始めます。空腹時に摂ると最も吸収しやすいと言われていますが、最初のうちは食事後でもかまいませんし、オレンジジュースやアセロラジュースに混ぜると飲みやすくなります。
副作用はあるの?
成分自体には副作用を引き起こすものはないと考えられていますが、栄養がたっぷり過ぎて胃腸がびっくりするのか、特に初期下痢や便秘になる人がいます。
肝障害の報告もありますが、報告を見てみると1日1~2リットル摂取していたような人が殆どです。一般のノニジュースには糖分や添加物が入っていますから、それを毎日のように大量に飲めば、当然肝臓に負担がかかります。
確かに美味しいとは言えません。でも、ノニジュースを飲んでからチーズや味噌汁など同じ発酵食品を摂って味を調整している人や、1回の量を減らしてジュースに混ぜて飲んでいる人など、効果を感じた人はそれぞれに工夫しています。
タヒチアン料理のお店やノニジュースを提供するカフェなどではとっても飲みやすくしたノニジュースが味わえますから、ぜひ行ってみて下さい!