加圧エクサパンツ
オフィス勤務のさえさん。
最近目の下にクマをつくっている同僚、りこさんのことが心配…
ここでさえさんに「そんなモノ」呼ばわりされたスパッツは、「加圧パンツ」のことです。
実は1週間前、ダイエットを決心したりこさんは「ヤーマンの加圧エクサパンツ」を購入。
「履いていると消費カロリーが17%もアップする」という話を聞いて、効果を最大限にしようと寝ている時も履いていたのです。
そう、加圧パンツを履いて長時間同じ姿勢でいると、色々な問題が起きてくるのです。
腹部が圧迫されて膀胱の容量が少なくなり、頻繁にトイレに行きたくなるのがその一つ。
また、寝ている間は、知らないうちに加圧パンツの裾がめくれあがって一か所に強い圧力がかかることもあります。
そうすると、その部分の血行が悪くなって足がつったり、痺れたりするもの。
これでは良く眠れないのも納得がゆきますね。
でも、「履き心地は楽」なので加圧パンツのせいだと気付きにくいのが難しいところです。
またしても突っ込みを入れてしまったさえさんですが、寝ている時に加圧パンツを履いていても確かに意味がないもの。
加圧パンツは、お掃除やウォーキングなど日常的な動きを想定して作られています。
メーカーも「起きている時に」ずっと履いていることを推奨していますが、りこさんは説明を良く読んでいなかったようですね。
ちなみに、加圧パンツは多少の締め付けがありますので、生理中や体調が悪い時、また、妊娠中や出産後すぐに履くことはお勧めできません。
また、りこさんのようにピッタリサイズなら「きつくない」のですが、「ちょっときついかも」と感じる人は特に、長時間同じ姿勢でいる時に履くことは避けましょう。
締め付けのせいで皮膚が赤くなったり、血行が悪くなってむくんだり、ひどい場合には血栓を引き起こす可能性も。
キレイを目指して加圧パンツを履いているのに、りこさんのように寝不足になっていては逆効果。
「加圧パンツは起きている活動している時に」がキホンです!