今一番人気のダイエット法の一つ、酵素ドリンクですが
ブームが加速すると同時に批判の標的になるものです。
●製造過程で加熱処理されているから意味ないんじゃない?
こんな批判があるようですが、どうやらこれもガセ情報では無いようです。
まず結論からお話しします。酵素ドリンクに酵素が入っていないものもあるんです
酵素ドリンクというネーミングで酵素が入っていないなんて有り得ないですよね?
私自身も最初は受け入れられなかったです。
りんごジュースや野菜ジュースにりんごや野菜が入って無いようなもんです。Σ(゚д゚lll)

酵素の事をよく知れば、酵素ドリンクがダイエットや健康に良い理由が分かります。
簡単にご説明してまとめたいと思います。
酵素ドリンクには酵素は入っていないという噂の真相とは
製造過程で酵素の力を利用して、出来た飲み物が酵素ドリンクといいます。
よって、酵素ドリンクの中に入っているものは酵素そのものでは無いという事になります。
それでは何が入っているかというと……。
発酵エキスや酵母菌、発酵菌等が入っています。
要するに、体の中で働く酵素は摂取する事はできません。
しかし、酵素ドリンクには野菜や果物、野草などを発酵させてできた有用な成分(上記に記した)が含まれています。
また、ビタミン・ミネラルなども豊富に摂取できるのです。
加熱処理で効果が無くなるわけではない
まず酵素ドリンクは清涼飲料水です。
食品衛生法により、清涼飲料水は全て加熱処理が義務づけられているので、加熱処理をしないわけにはいきません。
もし加熱殺菌していなければ、微生物が繁殖して膨張したり、有害菌が増えたりしてしまう可能性があるのです。
そのため、清涼飲料水は65℃で10分程度の加熱殺菌処理がされています。
一般的な酵素は50℃から60℃付近で失活(活性を失う)します。
要するに、酵素としての働きが失われ、形も変形してしまうことを意味します。
そのため、酵素ドリンク生産時に酵素が液体中に含まれていても、加熱処理によって酵素は失活しているのです。
それでは加熱処理をしたら何が残るのかというと……。
体に良い成分が、すべて残っているのです。
よって酵素ドリンクを飲むと、これらの低分子化された成分が、体内の消化酵素を使うことなしに、効率良く吸収されます。
つまり体内酵素を温存したまま、十分な栄養素や原材料の有効成分を取れるのです。

まとめ
酵素ドリンクに酵素が入っていない理由は、元々存在している酵素が加熱処理によって失活してしまうからです。
しかし、体に良い成分(発酵エキス、酵母菌、麹菌、発酵菌)が豊富に含まれています。
その成分が酵素と同じ役割を果たしてくれます。
酵素ドリンクを飲むと、体内に元々存在する消化酵素を使うことなしに、効率良く吸収されます。
消化酵素が節約されると、その分、代謝酵素が活発になり、体脂肪の分解はもちろん、毒素や老廃物の除去に回ります。
代謝酵素が良く働くと新陳代謝も上がるわけです。
また、体内に取り入れた成分が体内酵素の元として使われますし、ビタミンB群は補酵素として体内酵素の働きを助けます。
酵素の中には補酵素が無いと働かない酵素もあります。

※酵素自体、まだ解明されていないことがまだまだ沢山あります。体に良い事は事実ですので安心して飲みましょう。