「そうだ、ホットヨガに通ってみよう!」と思ったワケ
30歳代に突入し、体の衰えを一気に感じました。
いつ来るかわからない偏頭痛に怯え、頭痛のレベルに合わせて飲めるように、種類別で頭痛薬を持ち運ぶ日々。
原因不明の風邪に一ヶ月以上も悩まされ、上司には「その風邪いつになったら治るの」とうんざり顏で聞かれる始末。
体の外観自体も、なんだか重力に従ってダランとし、風呂上がりに鏡を見ると、体の関節部分に見たこともないシワを発見し、プチサプライズ。
体のバランスも、足のむくみがひどく、弥生時代の土器のような感じのアンバランスにうんざりしていました。
これは何かしなくてはいかんと思い、ネットで「30代 からだ だるい 原因不明」で検索し、まとめ やら 知恵袋 やらで調べまくりました。
するとネット情報によると、「リンパのの流れをよくしろ」「インナーマッスルを鍛えろ」というワードが目につきました。
ただ、エステに行きまくって人にリンパを流してもらいまくるほどお金もないし、スポーツジムに行ってガンガンに筋肉に負荷をかけ、筋肉疲労で仕事中使い物にならなくなるのも全く笑えない。
そんな時に主婦の友達から「暇だからホットヨガの体験にいかない?」と誘われた。ホットヨガはリンパも流れそうだし、ほどよくマッスルも鍛えられそう。
さらに当時は「パンケーキ食べてきました!」というくらい「ヨガやってます」は、流行感オシャレ感にあるワードであり、流行に乗ってる自分という、下心も0%ではありませんでした。
ということで、ホットヨガに体験後にあっさり入会手続きまでしてしまいました。
ホットヨガに通ってみて思ったコト
40℃の教室内で、ゆっくりではあるけれど体を動かすので、初心者や体調がちょっとでも整っていない人は、すごく体がしんどくなる。かといって急に気温の低い教室外に出ると、さらに体に負担がかかり危険なため、先生の指示を仰ぐと、大抵マグロにようになってヨガマットの上に寝転がされる。
初心者の多いクラスになると、授業時間が80分中40分くらいたった中盤には、だいたい後列はほとんどマグロになる。
また、上級者、初心者などのクラス分けがなく、ごちゃ混ぜのクラスのため、自分の出来ていない感が顕著に現れる。その出来てないということの捉え方次第で、自信をなくしたりと、雑念が入るとどんどんヨガポーズが取れなくなる。そしてマグロになってしまったり、退出してしまったりする。
でも、出来てるなとかプラスのことでも雑念のため、本当に「無」になって、今に集中するようになるのが、ヨガなんだなと感じました。
あと、先生が一応ポーズ出来ているかチェックしてくれるものの、やはり一人で体を動かしているので、簡単に自分を甘やかすことが出来ます。
さすがに、ポーズをコントロールして怠けて休んでいたりすると、先生に叱られます。
自分と見つめ合う、自分との戦い、と言った言葉が当てはまる気がします。
体がしなやかになり代謝が上がるといった効果があるように感じました。
ホットヨガはゆったりとマイペースに、精神的にも安らぎたいという方にオススメです。